曲がりくねったSoi(道)を散歩したり、屋台でおいしい食べ物を食べたり、夜景を見渡せる屋上バーでお酒を飲んだりするだけではなく、多くの有名ブランドが並ぶショッピングセンターや賑やかな市場でお気に入りの洋服を見つけなければバンコクを味わったとは言えないでしょう。世界的に有名な観光スポットとして、活気溢れる”眠らぬ街”は旅行者に提供したい魅力的なものを持っています。
定まったバンコクのショッピングガイドがないと、旅行者は市場からオープンエアのバザール、そして巨大な複合商業施設に至るまで、膨大な選択肢に圧倒されるかもしれません。そのため、検索を絞り込むために、訪れる価値のある市内のショッピングセンターを紹介します。
バンコクの複合商業施設はほぼスクンビットとラチャプラソン周辺にあります。市内で最もユニークなショッピングモールの1つはターミナル21です。各フロアは東京、ロンドン、イスタンブール、サンフランシスコなど異なるグローバル都市に合わせてデザインされています。買い物だけでなく、写真撮影の場所としても楽しめる場所です。また、フードコートでは驚くほどの価格で様々な品揃えが提供され、買い物からの休憩に最適です。
次に有名なショッピングモールは、大規模なコンベンションセンター、コンサートホール、豪華な映画館など素晴らしい施設が揃っている高級感溢れるサイアムパラゴンです。地下1階には都内最大の水族館であるシーライフバンコクオーシャンズワールドが備えられており、400種以上の海洋生物や爬虫類が展示されています。 1階にはフードコートがあり、高層階にはデザイナーブランドやローカルのブティックショップがたくさんあります。近くにはもう1つ巨大な複合施設であるセントラルワールドがあり、伊勢丹を含む、受賞歴のある映画館、期間限定の屋外市場、幅広いレストランやバーなど、さまざまな素晴らしい施設を提供しています。
隣にはサイアムディスカバリーがあり、小さいブティークやショップが各フロア1つのスペースに広がり、オープンレイアウト型なため、他のショッピングセンターとは異なる経験ができます。ふらっと散歩がてらに立ち寄る場所に最適です。モール内は、シックなブティック、モダンなコーヒーショップ、家庭用品などのお店が並んでいます。マダムタッソー蝋人形館とフィットネスセンターもあり、これらのショッピングセンターは訪れる価値があります。
電子機器に関するお買い得情報をお求めできる、”安い”ことで人気なMBKセンターがサイアムディスカバリーから徒歩圏内にあります。モール内には、食品から雑貨、家具、手頃な価格の衣類まで、あらゆるジャンルのショップがあります。携帯電話やコンピューターを修理できる技術修理店専用のフロアもあります。手頃価格で有名なもう一つのショッピングセンターは、小売と卸売の両方の価格で衣料品とアクセサリーを専門とするプラチナモールです。
バンコク市内に広がる公共交通機関のネットワークは非常に効率よく、市内のさまざまな高架スカイウォークに接続しているBTSやMRTの電車線を利用するとすべてのモールへ簡単にアクセスできます。お土産などショッピングバッグで手がいっぱいになってしまった時に便利なタクシー乗り場も各モールに装備されています。もちろん、バンコクのショッピングシーンは大規模なショッピングセンターに限らず、様々なアウトドアマーケットを訪れる価値もあります。中でも必見なのは、33052坪(東京ドームおよそ2.3個分)の土地に広がるアジア最大の市場、チャトゥチャックウィークエンドマーケットです。土日のみに開催されているこのマーケットは、生鮮食品からアート、雑貨、家庭用品など、あらゆるものを販売しています。その他人気のあるマーケットはラチャダーナイトマーケット(夜行市場)や賑やかなカオサン通りがあり、安い飲み物、屋台、お土産店が並んでいます。